公開はじめました。よろしくお願いします

本日公開です。これ以前の記事はオープン前に試行的に書いたものですが、よかったらどうぞ。

サイドバーにカテゴリー名が並んでいますが、エントリがまだないものもあります。ぼちぼち加えていきます。


ブログ『雨の日は本を広げて』をはじめたのが2010年7月ですから、ほぼ3年やっていたことになります。少し遅れて、『晴れの日は、えっちらおっちら』も書き始め、並行して進めてきました。表と裏、お店と自宅、みたいな使い分けをしてときどきリンクで繋げようと思ってやってきたのですが、いろいろ不都合もあって、結局ひとつにした方がいいということになりました。

『雨の日は本を広げて』は発達障害をテーマの軸足において、幅広い分野の本を読んできましたが、私自身の興味がだんだん発達障害からずれていったこともあり、このブログでは発達障害に限らずこころとからだの成長や発達、人と社会の関わり方などを、その歴史的な背景を含めて考えていきたいと思います。

私は現在50歳の女性です。大学での専攻は政治思想史。20代の頃は技術商社のエンジニアでしたが、出産後すぐから体調をくずし、40代は息子が不登校になり、自分もつらい精神症状に悩みました。
息子が発達障害ではとある人に言われたことをきっかけに、精神医学や心理学についてはまったく素人として学び始め、とうとう今では、放送大学大学院で選科生をやっています(息子は診断を受ける機会なく今に至っています)。

学びの奥には、発達障害だとしたら、どうしたらいいのか、という問いがあったのですが、診断より前に、生きるということをつきつめて考えてみることの方が大事という気持ちになってきました。そうすると、大学で専攻した思想史の部分と繋がってくるんですよね。。

思想とか哲学と高尚そうなことを書きましたが、私の根っこは田舎の女子で、今は専業主婦です。キッチンの隅っこで生ゴミと格闘しながら、生きることや、成長することについて、世の中とつきあう知恵について、ちょっと難しい本も読みながら、でも、できるだけ日常の言葉で、生活の実感の中に腑に落ちる記事を目指していきたいと考えています。

よろしくお願いします;