健康になるために病気になるということもある?

またまた長い間更新できませんでした。
感染症にかかり8週間。まだ本調子ではありません。

でも、熱が出て1週間目ぐらいに気がついたのは、身体のこわばり感や筋肉の突っ張り感などの不快な症状が消えていることでした。
感染症は、身体の異物を外に出すよい機会だと聞いたことがあるので、そういうことが起こったのかもしれません。

もっと元気になりたいと思っていました。オペラを通じて、壁と思っているものは実はただのドアで、自分で開いて進んでいけばいいのだということを学びましたから、自信を持って前へ進もうと思っているところでした。確かに力みはあったし、知らないうちに過労になっていたかもしれないとは思いますが、免疫がだだ下がりという状況ではなかったと思います。むしろ、前向きに生きたいという気持ちが、免疫をあげていたのではないかさえ思う、そんな局面での発症でした。

むしろ長い間、メンタルにしんどい状態にあったり、精神科のお薬を飲んでいたり、眠れなかったり不安がとれなかったりした頃の方が免疫力は下がっていたし、さまざまな異物を身体に取り込んでも外に出すことができず溜め込んでしまっていたのかもしれないと思うのです。

元気になりたいと本気で思ったから、感染症を起こした。
そういうことも、あるのかもしれないと思っています。

ひどい症状でした。1ヶ月ぐらい集中力が落ちて家事らしいことが何もできず、メールはおろかテレビも見れませんでした。微熱がつづき体重もどんどん落ちていきました。なのに不思議なのは、手足の筋肉が連動して動く気持ちよさがあり、動きが軽いことでした。決断力が出て、一日せいぜい1時間ちょっとしか活動しないのに部屋がどんどん片付いていくのです。簡単に身体が動いてくれる感じがありました。すぐ疲れるのだけれど、以前の重たい感じとはまったく違うのです。

筋肉のこの状態がずっと続くのかどうかはわからないけれど、やわらかく、軽い状態に一度でも戻ったことはとても嬉しいことです。
こわばったり、突っ張る感じがあったりしたのは、やっぱり異常だったのだとはっきり認識することができました。
メンタルなものが原因なのかと思っていましたが、もっと複合的に心と身体を考えていかなければ理解できない現象なのだろうと思います。