迷いと寂しさが閉じ込められていた

意識したら間違いなく身体は反応します。記事に書いたことで強く意識されたようでその晩からずずずっと骨盤まわり、股関節周りが緩んできました。以前いちどロルフィングで筋膜リリースしている関係かもしれません。とても反応が早かったように思います。それでもまだまだ硬い部分は残っているのですが、とりあえずまっすぐ立って歩けるようにはなってきました。

まっすぐ立って歩けるようになった、と書きましたが、実際、そうなってみると、今まではちゃんと二足歩行できていなかったような気がしてきます。不自然に腰をゆがめて歩いていました。

筋肉が緩んでくるときに、何か感情が出てくるのではないかという予感がしていましたが、悲しみや悔しさのようなものを予想したのに対して、実際に出てきたのは、

 迷い

でした。どうしていいのかわからない、何が正しいのかわからない、そういうことがたくさんあったのは確かです。
その迷いをもっと深くつきつめていくと、どうすれば認められるかがわからない、ということに行き着きます。相手に過度に合わせようとしていたかもしれないとも思ったり。認められないかもしれないと思うと強い不安を感じていたことにも気がつきました。

小さい子どものような、ひ弱な自分、寂しくて寂しくて一瞬でも1人でいることができないような自分、1人になることが怖くてたまらない自分。。。そんな自分が深いところにいることに気がつきました。

 寂しさ

寂しいから、嫌な事を頼まれてもノーと言えなかったり、正しくないと思うようなことに協力したり、おかしいと思うことに笑顔で応えたり、してきたように思います。それが私のこれまでの生き方でした。これでいいのかという迷いをずっと押し込めて、あまり表情を変えないクールそうな人間、見た目穏やかそうな人間として生きてきました。

ひ弱な私が現れてきたとき、こんなひ弱な部分を持っているのは私だけなのではないかと怖くなってしまったのですが、いや、案外誰にでもあるのかもしれない、と、思いなおしています。
そんな自分の弱い部分をしっかり見つめられていること、わかっていることこそ、強さなのかもしれないです。

3日ぐらい、めまいと強い疲労感に襲われました。自己診断ではメニエール病ぽい感じでしたが、自分に何が起こったかわかっているので静かに休息していました。

より自分に正直に、まっすぐに生きることができそうです。そのために身体へのアプローチが使えるというのが興味深いですね。