朝と、足首と、セロトニン?

調子が良くなってきた、と、書いてみて思うのは、これを、調子が悪い人が見ると、逆に落ち込んでしまうんだろうな、ということです。

調子が悪いときは、どうやってそこから抜け出すかが見えなくて苦しいですよね。私も苦しかったから、わかります。

でも、最近、抜け出せた感じがしています。抜けられました。

前回紹介したマインドフルネスの自習本には、朝起きる時間の目標を設定して、達成したかどうかを毎日記録するようになっています。とにかく、朝、同じ時刻に起きることが最初の目標でした。

私がこの本に出会ったばかりの頃は、どうがんばっても7時半にしか床を離れることができませんでした。どれだけ早く目が覚めても、体に力が入らず立ち上がれませんでした。

今、毎朝6時半に起きて、散歩兼畑の水遣りに出かけています。

散歩は、最初のうちはぼんやり歩くだけでした。お尻が重たくて、自分が走れなくなっているのを感じました。何日目かに試しに数十メートル走ってみたら、膝が痛くなってサポータのお世話になりました。

それでも歩くことを続けられたのは、靴のおかげかもしれません。

同じものではないですが、似たタイプの靴にリンクを貼ります。

ナイキ(ナイキ) フリー ラン 2018 942836-401SU18 (ネイビー/29.0/Men's)

ポイントは足首です。幅広のゴムでできていて、足を差し入れたらきゅっと足首が支えられるようになっています。転ばない大丈夫な感じで、足が軽くなったような感じがあります。それで、歩きたくなるし、走りたくなる。

一日中履くような靴ではありません。ちょっと締め付けるような感じなので、座っているときなどはリラックスできず辛いです。歩くときだけ、走るときだけ履く靴なんだと思います。だからこそ、この靴を履いたら歩くんだ、走るんだ、という気分にもなります。

足首への刺激は、脳内物質のセロトニンを増やすというのを聞いたこともあります。セロトニンは覚醒にも関係しているといわれています。抗うつ薬はこのセロトニンの代謝に作用するものが多いですが、医師は薬を処方するだけで、こういう生活の工夫でセロトニンを増やす方法は教えてくれないですね。

足首を支える気持ち良さに気がついたら、普段履いているウォーキングシューズの紐の結び方も変わりました。かかとをトントンと床に打ち付けて足をしっかり靴の後方に落ち着けてから紐を引き絞るようにすると足首がぴたっと支えられます。