感情をほどく方法(2)

感情というと嬉しさとか悲しさとか憎しみとか辛さとかそういうものを思い浮かべがちですが、おっくうな感じとか迷いとか、困り感なんかも、感情です。

私はこういうのが日常的にわかりにくいみたいです。

なんとなく仕事が手につかなかったり、気が付くと考え事をしていたり、座っていると眠たくなったり、頭がぼーっとしていたり、時間ばかり過ぎていて、そのまま布団をかぶって横になってしまったりして、あ、そうか、私は今、あのことが気になっているんだ、って、気がつくまでに、何時間もかかったりしています。

不安、恐れ、明日会う人たちのことが怖いけれど、それは過去に人と会った時の嫌な思い出との重ね合わせだったりします。人と会うことは今かなり怖いです。

怖さがおっくうさや迷いとつながっています。

 

感情を感じないというのは、意味を広くとれば、いわゆる解離という現象の一部なのだと思います。私はこころのどこかで、感情から逃げたいと思っている。感情を感じることが怖いと思っているのだろうと思います。どんな感情も私のものなのに、大事な私自身なのに、その私自身から逃げてしまっています。大丈夫だよ、って私自身を励ましてあげて、受け止めるということ、私自身を抱きしめるということ、それが感情を味わう、味わい尽くすということです。

 

今日は、ヨガの猫のポーズをしているときに自分の気持ちに気づきました。体をほぐすことが気づきにつながるというのは、ポリヴェーガル理論のような心身一如の考え方からは当然のことなのかもしれないです。