就職はやっぱり縁でしょう

息子の就職活動が始まりました。

私は子どもはひとりです。もっと欲しかったのですができませんでした。
たったひとりの子どもが不登校になり、世間知らずだった私はそこでたくさんのことを学びました。

なんとなく世の中を斜めに見てしまう癖がついてしまったかもしれませんが、今の就職活動は椅子とりゲームかパン食い競争みたいに見えます。いっせいによーいどんをして、おいしいパンからなくなっていく。。ように見えます。

 
でも、就職は、やっぱり、  縁   でしょう。


大学はきちんと通えている息子ですが、通信制高校の経歴を消すことはできないですから、厳しい戦いになることはわかっています。親として願うのは、相変わらずデリケートな息子が、ここならやっていきたいと思えるような職場に出会えること、彼を必要とする場所が見つかることです。

それは、うちの子にとっての良い職場かもしれないけれど、ほかの人にとっては違うかもしれないです。ひとりひとり違って当たり前ですよね。

 
就職を前に、親として何をしてこれたか、何をすべきだったのかと今振り返れば、
健康な身体と、さまざまな葛藤を自力で解決して前へすすめる力をつけてあげることが大事だったと思います。
残念なことに、私にはこの二つが不足していて、いっしょに倒れてしまうことが多かったように思います。

一朝一夕にできることではないのはよくわかっています。3年後、5年後、10年後、もっと力強く希望をもって働いている息子をイメージしながら、そこへ向かって何をすべきなのか考えているところです。

よいご縁がありますように。